サンドッグイン神戸屋のパン食べ放題は東京駅・八重洲地下街店がすごい行列だが、実はこちらの 馬喰横山（ばくろよこやま）から始まった。
東京駅からいったら全然人通りのない場所だけど、まあ400年くらい前ならお江戸の中心、日本橋になる。

馬喰町の地名を最初見た時に『えっ馬を喰っちゃう場所なの？』と不穏な名前と思ったけど、 その後、馬喰（ばくろう）さんというのは馬や牛を売買する昔の職業名だと知り、 要するにお江戸日本橋、旅の起点の近くであるから、馬のトレーダーが多くいる場所だったんだろう。
近くには大伝馬町・小伝馬町という地名もあり、今で言えば郵便屋さんみたいなやっぱりそういう職業の集まる場所だったんだろう。
今ではインターネットで調べればすぐに詳しいことがわかった。
馬口労、博労、伯楽、白楽といった地名は全国にあり、 みなこの馬のトレーダーに関係しているようだ。

駅ナカ＝改札内で食べ放題をやっているのは私の知る限り
ＪＲ品川駅のバル マルシェ・コダマと、
ここ都営新宿線・馬喰横山駅のサンドッグイン神戸屋のみ。
つまり都営新宿線利用者は駅を出なくてもパン食べ放題が出来ます。
八重洲地下街・東神奈川はいつ行っても満席だけど ここはそんな場所のせいか落ち着いた雰囲気。

神戸屋のパンはソフト系、街にはパン屋さんがいろいろあって、 メゾンカイザーやPAULなどのハード系も流行ったし、個人店系は星の数ほどあるし、 最近は高級食パン専門店が台頭していたりしますが。。
久しぶりに神戸屋のパンを食べたらやっぱり美味しかったです。
しかし人の流れが少ない馬喰横山で千円超えのパン食べ放題はやっぱりちょっと高いんじゃないかな。 全店値段合わせなくてもいいと思うや。
◇最初のレポート（2009年９月）