ナッツの女王ピスタチオの原産地はイランからトルコ東部地方。 ピスタチオとチ ェリーのミルフィーユ「ミルフィーユ モザイク」は細かく刻んだピスタチオが たっぷりかかって、トルコの伝統的な激甘パイ「バクラワ」にそっくりです。 バクラワにチェリージャムはさめばほぼこれになります。 今回のフェアのテーマはアーモンドとピスタチオという事で、ピスタチオとチェ リーを組み合わせていろいろのお菓子に仕立てた「モザイク」のシリーズが主役 でした。 |
訪れた客人にまずはお茶を出してくれるのは、日本のもてなしと同じ。 最初のお茶はジャルダン・ド・ピエールです。ジャルダンは庭。ピエール・エルメのサロンに招かれて いい香りの花が咲いた庭を見せてもらうようなイメージでしょうか。 ピエールはフランスのポピュラーな男子名で、石という意味もあります。 小石が敷き詰められた枯山水の庭もジャルダン・ド・ピエールですが、 この華やかさなイメージは…関係ありませんね。 |
お茶を楽しみながらアフタヌーンティー程度の食事がコース形式で出て、終わるころケーキが並べ始められます。
これがなかなか、ケーキ目当ての自分たちには、じれったい。 お茶とコーヒーだけはすぐに持って来てくれるので、コースのサービスに結局1時間くらいかかる 合間に手持ち無沙汰でうっかり飲んでしまったお茶でたぷたぷ水っぱらになってしまいました。 キャロットとクミンのスープは甘いスープカレーのような味。 かぼちゃのリゾットも、アンチョビを使ったトマトサラダも美味しかったです。 エスプレッソのグラニテがかなり苦く、甘く冷たく、これはかなり気に入りました。 ケーキが並び始めるのが8時頃だと、 飲み物のラストオーダーが8時半というのは早すぎるように思います。 |
グラス・モザイク、
ミルフィーユ・モザイク、
エモーション・モザイク、マカロン・モザイク、
タルト・モザイク、
ピスタチオとチェリーをこうやって食べると、どうだ美味しいだろう?という
エルメからのメッセージ。 グリオットチェリーの強い酸味が、コクのあるピスタチオのクリームでマイルド になり、酸っぱいものが苦手な私でも食べやすくエキゾチックな美味に終結。 お互いの足りないところを補いあうというより、お互いの強すぎる個性を包みあう ような、そんなハーモニーです。 もうひとつのテーマ、アーモンドの方までは食べましたが味わえませんでした。 期間限定で時々開催されており、デザートブッフェでも最高ランクの価格帯ですが予約は困難です。 ◇イスパハン(2008年4月) |
Pierre Herme Salon de The ピエール エルメ サロン・ド・テ ケーキ・デザートフェア「アーモンドの香りとピスタチオ」 2008年5月22・23・25・26日 19:00~21:00 ¥5,250 コーヒー・紅茶ほかフリードリンク 予約制 浦安市舞浜1-4 イクスピアリ3F グレイシャス・スクエア 047-305-5655 |
![]() |
![]() |
![]() |
ケーキ | 千葉 |