具を選んで目の前で焼いてくれるオムレツが美味しい、 パンもいろいろ、小さなパンケーキも柔らか、コーンスープもあっさり雑味無く、 カリカリベーコンもハムやソーセージもどれも美味しく、 ホテルにふさわしいクオリティながら
献立は意外と普通？はっとするような面白い何かはありませんでした。

こちらのチャームポイントはやはり山下公園から見渡せる海の景色でしょう。
目の前の氷川丸のいつも見れない角度からの俯瞰、大さん橋に大きな客船がつくところが見える。

いや、考えてみれば「伝統的」で「歴史がある」のだから
「トラディショナル」で「オーソドックス」なのは当たり前なのか。
むしろ他のホテルがこちらを真似して進んできた、といってもいいのかも。
「普通」を作ってきたのなら
ビックリするような、奇抜な何かがあるわけがなかった。 ブログを書くのにハマって、どうもゴハンスキー的なネタを求めてしまう。

そしてやはりさすがなのは接客、
ほうっておいて欲しい客にはうるさく構わないし、 勝手がわからなそうな客にはスマートに案内してくれる。 つかず離れずの距離感が素晴らしい。
そんなところに老舗ならではの盤石さを感じました。