幻燈館事件、IKUKOヴィジョン。
開始時間の14時の５分前に入ったけど、既に待機しているお客さんがいた。
予約名を告げると、席に案内してくれたお姉さんは、
「キッシュとドリンクはテーブルで注文、ケーキはショーケースで注文です」
と言ったきり、ドリンクの注文を取るだけでもなく次のお客さんの案内をしに行ってしまった。
置いていかれた私たちは、あれっどうすればいいの？ドリンク頼んでないけどもう時間だし…、 とりあえず入口にあるショーケースを見にいくともう並んでいるお客さんがいたので、後ろに並んだ。

ショーケースの所に並び始めたお客さんを見てスタッフのお姉さんはあわててしまって、
「まだです、後でお呼びしますので席にお戻りください」
と声をかけた。後から考えればこれはいい案ではなかった。
ケーキバイキングを始めますとお姉さんが声をかけると、広い店内から一度に集まるお客さんは、ショーケースに 近い席に案内された客のほうが明らかに有利で、あっという間に20人近くの客が並んだ。
入口に近い席だったので私達の順番では全部ケーキがあったけれど、私の前のどのお客さんもみんな「モンブラン」を頼んでいて（なんで？） 列の後ろのお客さんのモンブランはもう無かったと思う。

先にケーキのおかわりを取りに行った友人によると もうケーキは３種類しかなくて、
『２時からのケーキバイキングに２時の回に入ったのに、ケーキが無いってどういうこと？』
とモンブランが無いことに文句を言っているおばさんがいるという。（セリフは伝聞なので違うかも知れません）
あーそりゃそうだよな、予約制なのに人数分無いんじゃな、とちょっと思う。
もっともケーキは９種類あり、全員が全種類食べられるわけじゃないし、現に私は４個（＋キッシュ１個）で限界。 なんでみんなそんなにモンブランにこだわってるの？熊さんが褒めてたの？

最初にショーケースに並んだお客さんを席に戻らせなければ、どうしてもモンブランが食べたいお客さんは 列の最初のほうに並んだだろうし、こういうことにはならなかったかも知れない。
というか事件というか、文句を言っているお客さんが少数いただけのことだし、私はそれを見ていない。 だけど店員のお姉さんが忙しそうで泣きそうになってるのは見た。
その後、公式サイトでケーキバイキングの予約は締め切ったと発表されていた。
もしここのケーキバイキングがやめてしまったら、そのクレーマーの人達のせいに違いなく、 私達ケーキバイキングマニアに取っては迷惑な話です。