八潮駅を降りて、Google Mapのいうとおり歩いて行くも人影はなく、
大きな道路を走っているのは大型トラックばかり。あちらも 歩行者が珍しくて
「こんな所を人が歩いてる」とか思っているんじゃないのか。
途中、朽ち果てた廃工場があってまだ午前中というのに怖い怖い…
つぶれてるんだか、ただ休んでるだけなんだかわからないような施設ばかり…
「山田うどん」があったのでちょっと見に行ってみたけど、真っ暗…
何このゴーストタウン…

カラオケウェアハウスも、やってるんだかなんだかわからない外観だったけど 見ていたら人が入って行った！
付いていくように入口に入って行くと…いきなりバイキング台！
高い天井に、吹き抜けに中２階がぐるりとカラオケの個室のドアが並んでいて、 中央にバイキング台とカラオケの受付がある、
今まで食べ放題のお店にざっと20年、3000店以上行っている私が、見たこともない景色に 衝撃でしばらくぼーっとしていた。



受付で会員カードを求められ無いというと、忙しそうなお姉さんが説明してくれた、 平日なのでフリータイムは６時間。
料理は11時くらいに揃い、14時までで片付けてしまうけどその後も麺コーナーは食べられる、 今日は11時からタイムサービスで天丼を出します、とのこと。
屋台になっている天丼コーナーには既にすごい人数が並んでいる、 誰もいないゴーストタウンをしばらく歩いて来たのでとてもびっくりした。
きつねにつままれたような、とはこのことか。まだぼーっとしている。

料理やドリンクを取って来てカラオケの個室に落ち着いてから思った。
天丼に並んでいるお客さんはなんと年配の男性が多かった、
カラオケもお好きなんだろうけどあきらかに天丼狙い！
というか￥1,480で６時間いられたら２食食べれちゃうじゃん！

食べものの持ち込みも自由だっていうんだから、 ケーキとか手料理とか持ち込んでちょっとしたパーティ出来ちゃうんじゃないの？
なんかちょっと都心では信じられないサービス！

個室にはコンセントがあったので、
あ～スマホの充電器持って来ておけば良かったな、と思ったら
充電器の貸し出しまであるらしい。
ここのお客さん、甘やかされ過ぎだろう。。

料理は社員食堂くらいのレベル、誰が作ってるんだろう？温かい料理の器は６種類ぶんしかないけど、 無くなると別の料理に差し変わったりする。
材料は冷凍や業務用ながらちゃんと料理人がいそう。
カラオケなのに…謎だわ…

子供同士遊べるキッズコーナーも、 読み放題のコミックコーナーもある、
ご飯の支度はしなくていい、
これ夏休みのお子さんがいるママさん達大助かりなんじゃないの？
ていうかもうここ住みたいよね。

なんかもう謎過ぎる、
楽園は八潮に有ったのか…

しかし…
下げ膳台があって、使った食器はセルフサービスで下げるのだけど
ごみコーナーにバンバン捨てられている料理…
そう、個室に入ってカラオケ始める前に先にみんなの分を、とあらかじめ多めに取って持って行ってしまうんだろうな、
時々バイキングで見かける「みんなの分を取って来て残している客」は こういう文化圏から来たんだろうな、
食べ放題だって、もっと食べ物に敬意を払おうよ。。

ここのお客さん、甘やかされ過ぎだろう。。なんかもう文化が違う、 これが当たり前だと思ってしまっても他のところじゃ通用しないよ。。