本当は飲み屋なうなぎ屋さんで、お酒が提供出来ない期間のうなぎ食べ放題。
別料金のソフトドリンクからワンドリンク以上注文必須です。



並んでいたので早々に案内されたのに、注文は端の席から聞いていくというオペレーションのせいで、最初ちょっとかなり待たされたなんて事態もありつつ、
メニューの筆頭の「串焼短冊」が来て食べると、ウマー！
うな重に乗ってるうなぎより美味しいじゃん！
（うな重だと皮がしなっとなるけどあぶり焼きそのままだと皮が香ばしくてサクッとかみ切れる）
いっぺんで心奪われる。飲み歩く人はお酒のアテにこんな旨いもん食べてたのか…

もともと「蒲焼」の名前の由来も、鰻の串焼が蒲の穂に似てるということなので、 短冊は蒲の穂には似てないものの「串焼」はうなぎの本来の食べ方。
昔からの焼鳥屋さんて看板によく「川魚　鰻　焼き鳥」なんて書いてあるのって、 川魚があまり食べられなくなってから焼鳥屋に商売換えしたので焼鳥も串に刺さってるんだと思うのよね。

白短冊は白焼きの短冊。「くりから」は少し小さい鰻を折りたたみながら串に差した倶利伽羅模様のような串焼。
鰻ハニーブルーチーズなんていうネタ寄りのメニューもあるけど、 食べてもやっぱり「これ鰻じゃなくてもいいよな！？」という味。
「勝手ごはん　トッピング・ちょこっと蒲焼」は短冊の１本分が乗っているだけなので、もちろん別に短冊を頼んでもりもりの鰻丼に出来ちゃう。

後ろの席に入って来たお客さんが『ビール』頼んで、店員さんが
『すみませんお酒は提供出来ないので…』なんてやってた。
そりゃこの鰻食べ放題でお酒飲めれば天国だろうけど、コロナ緊急事態禁酒法が解除されれば、この食べ放題のほうが無くなってしまうのです。
アンビバレンツ！！